おせち料理の思い出

正月のおせち料理には各自色んな思い出があると思います。子供頃楽しみだった人もいれば苦手な人もいたでしょう、ここではそんなおせち料理の思い出について書いています。

我が家のおせちの一番人気はかまぼこの酒煮です

子供の頃はおせちがあまり好きではありませんでした。

煮物が中心で、大晦日から正月三が日同じものを食べるのは
さすがに飽きてしまいます。

その中で唯一好きだったのがかまぼこです。
我が家のかまぼこはお酒で煮てあります。

日が経つにつれて味が染みこんで
どんどんかまぼこが美味しくなっていくのです。

母親は板かまぼこと、のしかまぼこの両方使っていましたが、
のしかまぼこは味が染みやすいので自分はのしかまぼこだけ使っています。

のしかまぼこというのは長方形でのしのような形をしており、
年末にしか店頭に並びません。
この時にしか売らないため、つい大人買いしてしまうんです。

毎年どんどん量が増えて、昨年は10個くらい買ってしまいました^^;

家族2人ですから、さすがに作りすぎたかなあと毎年思うのですが、
結局4日くらいにはなくなってしまいました。

さらに、かまぼこの味が染みこんだ汁(酒)も
めっちゃめっちゃ美味しいんです。

おせちを食べ終わったあともダラダラとかまぼこをつまみ、
最後は汁まで飲み干してしまっています。

ただ、周りに聞いてもかまぼこをお酒で煮るという人は少なく、
母親はどうしてお酒で煮ていたんだろうと今でも謎です。
両親ともにすでに亡くなっているので聞く事ができません。

多分、父親の実家が漁師だったので、そこの郷土料理だと思うのですが・・・。

我が家のお正月といえばかまぼこの酒煮。
今年もまた、かまぼこを増やしてしまうかもしれません。